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1.(1)〜(4):「紹介」 2.(5)〜(11):「溜息」
3.(12)〜(17):「孤独」 4.(18)〜(19):「圭子」 5.(20)〜(23):「照實」
6.(24)〜(31):「作品」
連載:ワシントン・ポスト/2004 Part T
引用元 URL → http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A31175-2004Oct13.html

           → http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A31175-2004Oct13_2.html


元々の文章が結構長いので、読み易いようにと僕が勝手に6つのパートに区切ってみました。
即ち、元々はこういう区切り方をされていない、ということにご注意ください。
あくまで、翻訳者による区切りです。 見易いように各段落に番号を振り、区切りごとに色を変えてみました。
逆効果になっていないことを祈ります。

Part T
1.(1)〜(4):「紹介」


少女時代をあとにして

大人への“脱出”を図った日本のポップスター

ショーン・ダリィ
ワシントンポスト・スタッフ・ライター

投稿者:i_投稿日:4/21(木) 23:13

(1)ニューヨーク ――― ウタダ・ヒカルは胸の谷間を見せるような服を着(き)はしない。ブリトニー(・スピアーズ)ジェシカ(・シンプソン)クリスティーナ(・アギレラ)のように、カメラを向けられているからといって鍛え上げられた腹筋を見せびらかすこともない。それどころか、外を出歩くときに素足を見せることすら滅多にないのだ、この日本をたったの15歳で支配してしまったポップの歌姫ウタダという人は。


(2)“ニューヨークでちょっと女の子っぽい服装でいると、アジアンだからってだけでいつも娼婦みたく思われてるように感じるの。” クシャクシャのスニーカーとジーンズを履き、ミニーマウスが窮屈そうにプリントされてるピンクのスウェットシャツに赤茶けたコール天のジャケットを羽織って、フォーシーズンズホテルのこぎれいなロビーに座っているちっちゃな21歳はそうつぶやく。“ヴィレッジ・ヴォイス”を見たら、「アジアン・ガールズ」っていう広告が3ページにもわたって、どーん!と。(笑)」 このシンガー/ソングライター・プロデューサーは、日本において、MTVで喧騒を振りまくミュージシャンたちのように安っぽく着飾ったりすることなしに、1700万枚以上のアルバムをたったの5年間で売り捌いた。(ウタダは1999年、「First Love」アルバムでデビュー。これは日本史上のベストセラーアルバムでもある。) 彼女は、たんまりあるインターネットのファンサイト上では、愛情を込めて(バカにされているというわけではなく)“Hikki”と呼ばれており、彼女が、お行儀のよい趣味(文学、「スリー・アミーゴス」)を持っていたり、いまいましいもの(パーティーでバカ騒ぎすることや、汚らしい部屋)を嫌っていたりすることに、皆一喜一憂しているのだ。ウタダはまた、衣服やカレンダーといった製品の為のブランドを持っている。そのキャラクターであるチューイチは、ウタダ自らが描いたマンガのペットであり、最強のブランドであるハロー・キティと“ひっかきあい”を繰り広げている。


(3)ウタダの英詩デビューアルバム「エキソドス」は、今月(註:2004年10月)、アイランド・デフジャム・レーベルよりリリースされた。しかしこれは、この“日本版ヒラリー・ダフ”が、幸福と栄光に浴せているということを意味してはいない。


(4)ウタダを熱狂的な日本のパパラッチの一番の標的に仕立て上げたJ−Popミュージックシーンの主流から距離を置いた、その彼女の新しいサウンドは、淋しく、孤独で、悲しいものだ――マテリアル・ガールのイメージから脱却してバラードに挑んでいた頃のマドンナをちょっと思い出させる、複雑なリズムと声、そしてテクノな電子音の数々・・・それらが全く創造的に綯交ぜにされている。UtaDAが唯一気楽そうに歌っているのは、、虚飾的なファースト・シングル“イージー・ブリージー”での一瞬だけだ。そして、ヒップホップのスーパープロデューサー・ティンバランドと三曲を合作している。彼は、ミッシー・エリオットジャスティン・ティンバーレイクを独力でチャートのトップに送り込んだヒット・メーカーである。


訳者後記:i_

まず、訳者がもたもたもたもたしていたため、初出から半年たっての訳出になってしまったことをお詫び致します。m(_ _)m この記事を読みたくても読めなかった方々には、申し訳ないことをしました。まだ読んでくれていたら、いいのですけどね。後悔頻りです。
 さて、それだけ遅れたのだから、翻訳作業だけでなく、極一部で期待されているという(笑)、訳者後記を、いつにも増して充実したもの(かどうかの判断は読んだ人のすることですけどね(笑))にしてみました。殆どの人には単なるお目汚しでしょうが、いいんです、期待してくれてるほんの少数の人たちが読んでいてくれるのなら。とはいえ、いつにもまして長いので(汗)、連載投稿することにしました。

今回は、「翻訳についての後記」と「内容についての後記」を分けました。ところどころどっちつかずな文章も含まれてるかと思いますが、厳密に分けたわけではなく、なんとな〜く分けただけなので、そのつもりでお読みいただければ幸いです。では、どうぞ。

*****


翻訳について:

各段落毎にいろいろと細かいことから大雑把なことまで指摘していきましょう。僕の誤訳への指摘の助けになるように、また、中高生の皆さんの英語の勉強にマイナスにならないように、書いたつもりです。書いてないことは意図していない、と考えて下すって差し支えないように、微に入り細を穿つ文章になっていますので、多少(か?(汗))くどいのもまた、ご容赦くださいませ。m(_ _)m

一段落ずつ虱潰しにいきます.
(1)

NEW YORK -- Utada Hikaru doesn't do @ cleavage. She doesn't tend to
A flash acres of golden abs,
as do B divettes Britney and Jessica and
Christina when the cameras are ogling them.
And
C only rarely does Utada, Japan's reigning pop princess since
she was a wee 15, take her bare legs for a stroll.

(1)の解説文

@ いきなりcleavageって単語がわからなくて辞書を引くところから、今回の翻訳は始まりました。(^_^;  動詞のcleaveの名詞形なんですが、この動詞には“くっつく/こだわる”という意味と、“割ける/割る”という意味と、二つありまして、この後者から派生して「パックリと割れた胸元を見せること」をcleavageと称する、んだとか。そんなん知らんっちゅーの!(笑) 

A flash acres of golden absもそのままでは「黄金の腹筋を沢山光らせる」となって、些か意味不明ですね。(^_^; 上記のように意訳してあります。「見せびらかす」というと、ちょっと行き過ぎかもしれませんけど・・・。

B divettesに至っては、辞書にも載ってない!(涙) 無論、僕には初出の単語です。このページを見つけるまで、随分と時間を遣ったような気がします...。

C only rarely〜の部分は「UtaDAが素足を見せるのは散歩のときくらい」とも解釈できそうです。どっちなんでしょうか。大して違いは無いですが。
(2)

When I dress girlie in New York, I always feel like I look like a hooker
just because I'm Asian, says the tiny 21-year-old, sitting in the posh
lobby of the Four Seasons Hotel and clad in jeans, ratty sneakers and a tan
corduroy jacket pulled
@ snug over a pink Minnie Mouse sweatshirt.
I look in the
A Village Voice, and there's three pages devoted to 'Asian
Girls' ads.
The singer-songwriter-producer has sold more than 17 million albums in
Japan in just five years without tarting herself up a la MTV's
B wailers
gone wild. (Her 1999 debut, First Love, is the best-selling album in
Japanese history.) She's
C affectionately known as Hikki on the
oodles of Internet fan sites that thrill over her good-girl likes
(literature, The Three Amigos) and tsk-tsk dislikes (partying, a dirty house).
She also has a clothing line, a calendar and a self-drawn cartoon pet
named Chuichi that
D catfights with merchandising juggernaut Hello Kitty.
(2)の解説文

@ 「ミニーマウスが窮屈そうに」というのは、snug over a pink Minnie Mouse sweatshirt.の部分の訳なんですが、snugに「衣類が体にぴったりの」という意味を見つけたので、こう訳しました。

A 「ヴィレッジ・ヴォイス」とは、リンク先を見てくれればわかるとおり雑誌の名前のようです。

B wailersは、そのまま訳すと「泣いてる人」になっちゃうんですが、別にMTVに出るのは泣いてる人だけではないので、「ミュージシャン」ということでしょうね。ただ、最初、彼女が「EXODUS」だなんて名前のアルバムを発売したことから、同じく「EXODUS」という名の有名作を持つ≪BOB MARLEY AND THE WAILERS≫とも引っ掛けてあるのかな、と勘繰っちゃいましたよ。(笑) どうやら、そんなことはなかったみたいですが。恐らく、ひかるの英文メッセに出てきたcatsと同じような使われ方かと推しました。

C 「(バカにされているというわけではなく)」との括弧書きは、affectionatelyという副詞が何故あるか、ということがわかりやすいように付け加えました。ご存知の通り(?)「ヒッキー」はhickeyと綴って「ちょっとエッチなキスマーク」というスラングになるので、この副詞がないと、「そんな妙なニックネームで呼ばれてるなんて一体?」とアメリカの人は思っちゃうんでしょうね。

D catfightsは、女性同士がリングなどでつかみあうようなイメージがあるので、最初「女の戦い」と訳そうかと思ったのですがよく考えたら(いや考えなくても(笑))、「忠一」の性別って?? あれ、性別不祥だっけか??(どうなんでしょう忠太さん?(笑)) とにかく、女性という限定はないだろうから(笑)、ネコ同士の戦い、という字面同士の意味に戻し、その揶揄する口調を日本語に残すために、「ネコが引っ掻き合って喧嘩している」感じを想像しました。如何でしょう?(^^
(3)

Utada's English-language debut, Exodus, was released this month on the
Island/Def Jam label. But that doesn't mean Japan's version of Hilary Duff
is all happiness and
@ light these days.
(3)の解説文

@ lightは、「軽い/快活」といった意味、つまりall happiness and light these daysは、「最近ずっと幸福で悩みもなく」という感じなんでしょうが、光という漢字を入れたくて上記のような訳にしました。訳者のワガママです。(笑)

(4)

Unlike @ the go-girl J-pop music that helped make Utada the No. 1 target of
the feverish Japanese paparazzi, her new sound can be
A chilly, lonely, sad
-- an utterly inventive melange of techno
C bleeps and blips, intricate
rhythms and a voice that sounds a little like Madonna back when the
B Material Girl was trying to bring the ballads. The only times Utada sounds
like she's having fun is on
D the silly first single, Easy Breezy, and on
three collaborations with hip-hop superproducer Timbaland, the
E one-man hit machine who's sent Missy Elliott and Justin Timberlake to the top of the
charts.
(4)の解説文

@ 「the go-girl J-pop music」が、誰の音楽なのかが、判然としません。go-girlって、そもそも何?(笑) そこで、逃げを打つように(苦笑)コレを「日本のJ−Pop市場」と読み替えてみました。これなら、「the go-girl J-pop music」が、彼女の昔の音楽を指していようがそうでなかろうが関係ありませんからね。(姑息だなぁ<その場凌ぎ(笑)) 

A 「エキソドス」のサウンドが「chilly, lonely, sad」=『淋しく、孤独で、悲しい』というのは、ちょっと印象として妥当かどうか疑うところですよね。思うにこれは、普通の「J-Pop」音楽の騒がしかったり元気だったりするのと較べれば比較的そういう形容が似合う、という程度のことなんだと、思うのですが…。だって、宇多田ヒカルの3枚のアルバムと較べれば、「エキソドス」は多分、一番「アッパーな部分」が多い作品でしょうからね。

B ところが、そうすると、次の「マテリアルガールの頃(80年代中盤ね)のイメージから脱却して実力はバラードシンガーとしてのステータスを築こうとしていたマドンナ」ってのと、繋がらない。(^_^; これは、宇多田ヒカル時代と較べてUtaDAサウンドが大人びてきている、ということに対応しているのが自然なんですが、それでは矛盾。困ったわね。でも。どこまで記者が考えて記事を書いてるか、となると、そんなに考えてないかもしれないので、読者の都合のいいように解釈しても構わないでしょう。<んなテキトーでいいのか訳者が(汗) まー細かいことは、「後記@内容編」を参照してください。ちょっとだけですが触れておきました。

C 「bleeps and blips」は、電子音が「ピコピコ」鳴ってる、というイメージでしょうか。擬音語が単語に変化する英語ならでは(なのか?(笑))の言い回しかと思われます。

D 「the silly first single, Easy Breezy」は直訳すると「愚かなファーストシングル『イージー・ブリージー』」になっちゃって、これだとまるでこの曲をファーストシングルに選んだのが愚かしい行為だったみたいになっちゃいますが(笑)、恐らくそうではなくって、“歌詞の内容で、演じている役柄がsilly(ちょっとバカっぽい)”ということなんじゃないでしょうかね。歌詩の解釈についてはここでは狭いので(笑)、また機会がありましたら。(あるのか本当に??(苦笑))

E 「the one-man hit machine」、「machine/機械」というのは、「滞りなく計算どおりに再生産する」イメージから、つまり、「彼が手掛ければ必ずヒットする」ということから、こういう言い方になってるんでしょうね。まさしく、Automaticなんでしょう。(笑)
内容について:

+++++

1.(1)〜(4):「紹介」

 2004年秋にUtaDAが取り上げられてた際には、どこであれ必ず書かれた「(はじめましての)紹介」の段落ですが、基本的な内容は、他の新聞雑誌のそれとさほど変わらない。んでも文体が格式ばっているというかまわりくどいので、訳していて新鮮な感じがしました。アシュリー&ジェシカ、アギレラにスピアーズといったアイドルたちと比較される運命にあるのは、やっぱりルックスがキュート過ぎるからでしょうか。(←ファンの欲目(笑)) 彼女は、何度自分がソングライター・プロデューサだと強調すればいいのでしょう。(笑) レコード会社側、アーティスト側からして、“そういう取り上げ方をしてほしい”という要望を出していたのかもしれませんけどね。

 第二段落での描写は、ホテルのロビーの豪奢さと、カジュアルな格好のUtaDAの比較対照を現している・・・んですよね?(笑) 彼女の気さくな人柄をすぐに伝えるには効果的かもしれません。

 「スリーアミーゴス」って何なんでしょうか。(笑)

 「エキソドス」のサウンドがchilly, lonely, sad、「淋しく、孤独で、悲しいもの」と書かれているのは、少々違和感があります。同アルバムの曲調は変化に富んでいて、3つの形容詞で描写しきれるものではないでしょう。(強いて言うなら、unpredictable,taut,adaptable(予測不能だが、緊密な構成で、しかしとても馴染みやすい)みたいな感じ?(笑)) 寧ろ、今までに較べてアッパー気味な曲調が増えた感さえあります。では、なぜこういう形容をしたかというと、前段で「日本版ヒラリーダフは最近ブルーで溜息をついている」と切り出している(そんな文章ないけど(笑))からかと推測します。このあとに「時代の寵児、偶像として持て囃されていたマドンナが、実力派に脱却を図る」話を引用していることからわかるようにこれは、ひかるがUtaDAサウンドによって、嘗てのイメージからより大人っぽいものへとシフトしようとしている、というストーリを、記者の方はイメージしたのでしょう。しかし、宇多田ヒカルの3枚のアルバムからも分かるとおり、年齢相応といえる歌詩が現れている一方、音楽面では実年齢に不釣合いなほど成熟したものをみせてきている、という側面もまた、ひかるにはあります。この導入部のストーリーは些か牽強付会気味に映りました。“イージー・ブリージー”からして、非常に知性と洞察力、平衡感覚を感じさせる歌詩を持っていると僕などは思うのですが、それも宇多田ヒカル時代を知っているからいえること。知らない人には、これが「気楽な歌」にきこえるのも当然でしょう。もちろん、ソレをひかるは狙っているのですけれども。


+++ 全体を通して +++
 
 今まで訳してきた新聞雑誌記事の中で、内容が一番網羅的な記事でした。つまり、もし数年後に、「当時UtaDAはアメリカでどんな取り上げられ方をしていたのだ?」という疑問が湧いた時に何かひとつティピカルな例として挙げて説明するなら、このワシントン・ポスト紙を差し出すのが、よい方法のひとつとなるでしょうね。ルックスと音楽性のギャップ、日本での神話レベルの知名度、音楽の好み、音楽一家の家族構成、米国市場に対する悩み、ティンバランドとのコラボ、…元々の取材ソースが同一なのか、それともアーティスト側が質問と回答を固定しているのか、他で見られた文章と非常に類似したものも散見されていますが、この記事を「総集編」的位置付けで捉えるなら、それは非常に有益・効率的な事実だと思います。全体的に言い回しがくどいのは、翻訳が至らない所為もあるとはいえ、かなりの割合で原文が実際にクドクドしている、ということです。字数に余裕があるんでしょうかはたまた逆に字数が足りないから婉曲的な表現を多用して読者の解釈能力に委ねているんでしょうかちょっと量りかねましたが、何れにせよわかりにくいことには変わりない。(汗) もっと素直に文章を綴ってくれてもいいのに、と度々思いました。伝えたいことが精微だから言い方も精微になってる、ということでしたら、そこまで汲み取り切れなかった訳者の責任になっちゃうんですけどね。(^_^ゞ 
 そして、インタビューの内容が、他の記事に比べて一番踏み込んだものになっていそうな気がします。注射がどうのとか、雨の日に歩いてたことだとか、かなりリラックスした状態でないと訊き出せないようなことを…インタビューアの手腕がよいのでしょうか、それとも、他では字数の都合上取り上げ切れなかったような会話が、ここでは取り上げることが出来たというだけでしょうか。いずれにせよナマの声がきけて嬉しいインタビューになっていますね。これを読んで引いちゃう人が多発しないことを祈りたいですが。(笑) 僕自身はまたしても親近感が増して(逆かな〜。彼女に近づきたい一心が程度を越し始めているだけなのかも(汗))、ますます嬉しくなってるんですけどー。あとはもずくが好きな理由を知りたい。(謎含笑)<記事とカンケーないよソレ(^∇^;


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最後に一つ、重要なつけたしがっ!
「その1」で『最初のリンクが最早既に遥か彼方みたい』と書きましたが、大嘘でした!ごめんなさい、ちゃんと元記事はWEBで参照できます。↓
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A31175-2004Oct13.html
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A31175-2004Oct13_2.html
わらがい父ちゃんとこに張ってあるのを発見致しました。thanx to 宇多田合衆国大統領!(笑))
(で、記事の日付はURLを見ると2004/10/13、文章内では10/14ということみたいです。どっちなんでしょう。わかりません。)

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Part U 2.(5)〜(11) 「溜息」